2022年4月5日
東京南 日蓮聖人降誕八百年慶讃法要
【東京南】宗務所(長亮行所長)は令和4年4月5日に大本山小湊誕生寺祖師堂にて、「日蓮聖人降誕八百年慶讃法要」を勤修し、40余名の教師が参列した。当初は檀信徒とともに団体参拝を予定していたが、新型コロナウィルスの感染状況に鑑みて参列は教師のみとし、檀信徒はオンラインでの参列となった。法要に先立ち、南部青年会会員の唱題行脚が配信され、南部布教師会副会長石川龍彦上人による誕生寺の縁起がされた。
大本山誕生寺・執事長角濱監鏡師から御経頂戴の後、長所長に導師の委嘱がなされた。灑水散華、式衆が奏でる声明、修法師による修法、全員で唱えるお題目が堂内に響き渡り、日蓮聖人への報恩感謝の法要となった。式中には、檀信徒を代表して東京都南部檀信徒協議会会長・岡田一弥氏より蘇生の誓いが述べられ、令和2年9月より管内檀信徒に拝書いただいた約4,925枚のお題目拝書をご宝前に納経し、ご報恩の誠を捧げた。
式終了後の謝辞で長所長は「お祖師さまの御前において、降誕八百年の団参法要がオンライン参加の方々と共に開催できました事、心より感謝申し上げます」と述べ、総本山身延山久遠寺発行『みのぶ』誌より「平和へのメッセージ」を引用し、「更なる法華経・お題目布教を共に精進して頂きたい」と語られた。
参加した教師からは、「日蓮聖人降誕の地でお経が上げられて嬉しかった」「コロナ過になり、お会い出来なかったお上人と共に法要が出来て有難かった」といった声も聞かれた。