2021年12月26日
神奈川3 小田原市蓮華寺で学習支援企画
【神奈川3】12月26日(日)、小田原市蓮華寺(羽田鳳照住職)にて「学びや はちす」と題した地域コミュニティ組織との共催での学習支援企画が開催された。
感染症対策を講じ、密集を避けるために午後1時から午後4時まで「出入り自由」という参加方法とし、延べ30名の子どもたちが参加した。
今回スタッフとして地元自治会の役員・民生委員や現役小学校教師・塾講師・エンジニアなどが子どもたちへの勉強の指導者として参加した。
客殿を主会場とし、「宿題・勉強を一緒にやろう」「自分だけのお守りを作ってみよう」「駄菓子屋さんで遊ぼう」という3種類の企画を準備し、子どもたちは各々時間いっぱいまで楽しく過ごしている姿がみられた。
特に出張駄菓子屋には子どもはもちろんのこと、送迎に訪れた保護者もたくさん並べられた駄菓子に懐かしさを感じ、親子で楽しそうに会話をする姿が印象的だった。
企画立案者の羽田鳳竜副住職は「地元地域コミュニティ組織との共催ということもあり
、企画趣旨に賛同を得ることができ、スタッフとしてたくさんの方々にお力添えいただいた。様々なご縁が繋がり只々感謝の気持ちしかない。今回立案のきっかけは『子どもの学力格差』であったが、関係各所と様々な打合せをするなかで、家と学校以外の“集
い場”が少ないという課題が浮き彫りとなり、今般の企画となった。一回目の開催ではあるが、今後お寺が子どもたちや周辺地域のなかで「第三の居場所」としての役目を担える可能性があることを改めて感じた。今後も継続的に賛同者とともに地道に活動していきたい」と語った。
保護者からは「冬休みが始まったばかり子どもたちにとって冬の楽しい思い出の一つになったら嬉しい」との感想もあった。