全国の通信記事
2021年11月30日号
大阪市 聲明師会主催教師対象研修会
【大阪市】大阪市聲明師会主催による、令和3年度教師対象研修会が11月30日に開催された。本年度はコロナ禍の現状を鑑みて、中寺 薬王寺において講義の様子を撮影し、後日DVD化し、希望会員に送付する形での研修会となった。
講師には中寺 寶泉寺 村尾泰孝師(嗣学)をお招きし「大聖人降誕の意義」についての講義をいただいた。
講義内容は、法華経に予言するところの起顕竟の法門を中心に上行菩薩付嘱の重要性をお話になり、それに付随して日蓮聖人降誕の意義の必然性を説かれた。最後に「宗定法要式 御会式次第 讃歎」に記載の「竺漢に禀承し、日域に敷揚す」の文面を取り上げ、この文の正しい認識をお示しいただいた。
2021年11月28日号
京都1 訃報・笈田本経師
【京都1】笈田本経師(京都府向日市北真経寺第370世)11月28日遷化。世寿86歳。
法号は本経院日慈上人。本葬儀は12月2日に同寺で営まれ、多くの壇信徒が参列し
増円妙道を祈念した。
笈田師は昭和11年生まれ。福井県出身。高校卒業後、大本山池上本門寺に随身給仕、
立正大学仏教学部宗学科卒業。昭和36年第二期信行道場を修了。昭和37年北真経寺
住職就任。昭和42年日蓮宗身延山加行所入所翌年成満。その後向日市仏教会会長、
京都府保護司就任、京都府第一部宗務所副長、京都府第一部修法師会会長と内外に
わたり活動される。
本堂、経蔵、庫裡、客殿、山門、境内地すべてにおいて修復、改修の大事業を
壇信徒と異体同心で円成した。住職歴60年に渡り、壇信徒教化、御題目の公宣流布に
尽くした。
2021年11月27日号
兵庫北 歳末助け合い唱題行進
【兵庫北】宗務所主催、豊岡市本住寺(法華宗)協賛の歳末助け合い唱題行進が11月27日、同市城崎町で開催された。
午後2時、僧侶・壇信徒合わせて24名が、本住寺で一読後出発し、約1時間半にわたって、城崎温泉街を、うちわ太鼓を叩きながらお題目を唱えて行脚した。この日は29,100円の浄財が集まり、豊岡市社会福祉協議会の善意銀行に預託された。