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2021年5月26日
全国親師法縁中四国ブロック広島大会
【広島】広島県福山市宗門史跡常國寺(濱田壽教住職)に於て、五月二十六日、第六十四回となる全国親師法縁大会が開催された。親師法縁とは、室町時代に活躍された久遠成院日親上人を縁祖と仰ぎ、法縁の寺院は全国に約七百ヶ寺ある。大会当日は、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、他県からの参加を中止し、広島県内の教師・二十名が検温・消毒・マスク着用等の感染防止対策を徹底して法要が奉修された。
『報恩法要』では、全国親師法縁縁頭・京都本山本法寺貫首瀬川日照猊下より、事前に録音された勧請・回向・祈願・挨拶文が流され、縁祖日親上人を始め先師に報恩の誠が捧げられ、併せて新型コロナウイルス収束祈願が成された。また、法要の導師を勤めた常國寺住職濱田壽教師によって、全国より寄せられた多くの塔婆供養の読み上げが成された。来年の大会は、山梨県身延山岸之坊で開催される予定である。