2019年9月26日
愛媛 教師の会研修会
【愛媛】9月26日、今治市法華寺(愛媛県今治市中浜町4-118)で、愛媛県教師の会、讃岐英昌会長(今治法華寺住職)は、「お寺を盛り上げる7つのアクション」「檀家減少時代のお寺の方策」について研修会を行い、管内、四国内各寺院の教師20名が参加した。講師には、㈱寺社旅代表取締役社長の堀内克彦氏を迎え、檀家以外の方でもお寺にお参りしやすいコミュニティの作り方・お寺に負担にならないような行事の企画の立て方について学んだ。
檀家減少時代で、経済と布教の両輪を回すために、今後は、檀家の方との関係を大切にしつつも、それ以外の方ともコミュニティを持っていかなければならない。しかし、檀家以外の方がお寺に参拝されても、なかなか信徒になることは少ない。そういう中でも、どういう方法でお寺にご縁を持っていけば良いのかなど、具体的な例をもとに説明していただいた。
堀内氏は、「人と人をつなぎ合わせ、お互いに作用し合える場は、お寺にしかできない大切な使命。お経に書いている100万の言葉よりも、お経を拠り所としてどう逆境に立ち向かったかを私たちに伝えてほしい。多くの人々が、お寺を通して人生をより良いものにしていける、そんなお寺が増えることを楽しみにしています。」と述べられた。
今回、学んだことを踏まえ、今後、檀家の方だけでなく、より多くの方に受け入れられるようなお寺の運営に役立てていきたい。