2018年12月9日
埼玉 越谷布教所源妙寺(源妙結社)本堂落慶奉告式
【埼玉】平成30年12月9日、日蓮宗国内開教師の渡邊源昇師は越谷市において越谷布教所源妙寺(源妙結社)本堂落慶奉告式を行った。当日は檀信徒と寺院関係者の二座に分けて行われ僧侶、檀信徒のべ120人が参列した。好天に恵まれ、午前11時より渡邊師を導師に埼玉県日蓮宗青年会(杉英憲会長)出仕の元、檀信徒向けの法要が行われ、参加者へ法楽加持が行われた。法要後の挨拶では落慶法要実行委員長の星光照師が挨拶し「地鎮式から上棟式、開堂式を経て無事に本日を迎えることができました。源昇上人は長崎から一人でやってきて、苦労しながら皆さんとの仏縁を結んできましたが、本日その仏縁が花開いたと思います。我々青年会が背中を押していたつもりだったのですが、一生懸命な源昇上人の姿に、いつの間にか我々が背中を押されていました。」と感慨深げに語り、爽やかな感動に包まれた。その後本堂正面において、渡邊師と親交の深い川口市の和太鼓会 和太鼓颯(はやて)による祝い太鼓が披露され、迫力ある太鼓の音が響き渡った。午後の寺院関係者向けの法要では、松永慈弘総務局長より布教興学への功績を称えた三級法功章の大きな額が手渡された。奉告文では越谷における自信の布教活動の歩みと、立正安国の一端を担い布教活動に尽力することを仏祖三宝に力強く言上した。祝辞では三枝泰英北関東教区長が「この越谷の地に素晴らしい伽藍が誕生し、心からお祝い申し上げます。国内開教師として活動の大きな基盤となるこのお寺を建てられ、より一層の宗門への貢献と更なる活躍を期待します。」と挨拶した。最後に渡邊師は「平成26年7月に国内開経師に任命され、右も左もわからない越谷の地に布教所を開きました。何もなかったので宗務総長から頂いた大曼荼羅ご本尊を掲げ、その前にホームセンターで買ってきた棚を置いてご宝前としたことが昨日のことのようです。本日このような法要を迎えることが出来たのは皆様のお導きとご支援のおかげです。皆様に頂いた大きなご恩を少しでもお返しできるようこの地で給仕第一を胸に布教伝道に邁進いたします。」と語り、出席者に感謝の言葉を述べた。渡邊源昇師は平成26年7月1日、2人目の国内開教師に任命され、約4年での新寺建立となった。