2018年11月29日
神奈川3 厚木市妙傳寺法灯継承式
【神奈川3】十一月二十九日(木)厚木市 星梅山妙傳寺において、第五十五世法燈継承式が行われた。
当日は二百名を超す管内外有縁の各聖、妙傳寺寺族、檀信徒が、法燈継承式に参列した。
午前十一時より始まった式では、まず神奈川県第三部宗務所・山﨑浩道所長より辞令伝達が行われ宇都宮行厚新住職に住職認証状が授与され、続いて宇都宮教要前住職より新住職に払子が授与された。
奉告文では「沙門某、智慧浅く徳薄き者なれば大聖人この妙傳寺に込められたる御意向・目的の全容知るところにあらず。然りと云えども歴代の諸上人引き継ぎ、残されたる想い精神たる法燈に連なり、積み重ねられたる御徳、その一分を頂き信に替えその使命を求め果たさんと欲す。久遠の本佛みほとけの人々を仏になさんとする慈しみ、成仏の直道たる妙法蓮華経のみ教え、みほとけの理想を叶えんと精進なされた日蓮大聖人の御徳、佛祖三宝の恩徳、力添えあらんことに確信の信を置き、これより八百年、九百年、千年に続く妙傳寺の未来、その橋渡しの一片とならん」と力強く述べた。
続いて、堀之内法縁長・東京都杉並区 妙法寺山田教周貫首より祝辞、そして堀之内法縁の「教」の字の新名「教侃」が新住職に授与された。
その後、前住職、妙傳寺檀家筆頭総代、謝辞があり、最後に新住職から「院首はまだまだ気力・体力充実しており住職を退任するにはあたらないのですが、不肖の弟子である私の為に敢えて退任して住職の任を引き渡し、私を育てんとする慈しみの心をいただいて今日の式典を迎えることが出来ました。そのお気持ちに添うようにこれからも師匠のお言葉をいただきながら住職の任を全うする所存であります」と感謝の言葉を述べ閉式となった。
法要後、午後一時より妙傳寺客殿・境内にて祝賀会が催された