全国の通信記事
2018年10月21日号
福井中 越前市妙国寺で入寺式と九月講法要
【福井中】福井県中部管内では、十月二十一日に武生妙国寺(花島常應住職)に於、法燈継承入寺式続いて龍口法難九月講大法要が行われた。
当日は晴天に恵まれ、檀信徒約100名以上の参拝者の中、午前中に行われた、法燈継承入寺式では昇堂後、花島常應住職より花島常善新住職へ払子と過去帳が手渡され、大導師を勤め脇導師に前住職・正干与、有縁寺院を迎えて厳修し、奉告文では、第四十四世の辞を力強く奉告され檀信徒と共に歩まれる事を約束された。
祝辞では、木村吉孝宗会議員より、檀信徒と力を合わせより良い妙国寺に進んでほしいとお言葉を戴き閉式した。
午後からは、龍口法難九月講大法要が大導師に花島常善新住職、脇導師に正干与、門中八ヶ寺、有縁寺院を迎えて厳修され、妙国寺檀家の和讃奉詠、檀家娘さん達の献供も入り行われた
祝辞では、馬田行康宗務所長より労いの言葉を戴き、謝辞では、新住職より出座された有縁寺院、参拝者にそして尽力して頂いた檀家皆様に感謝の意を述べられ、本堂所狭しと響き渡った盛大な大法要を締め括った。
鳥取 檀信徒研修大会
【鳥取】宗務所(星合輝章所長)と檀信徒協議会(安田幸男会長)は檀信徒研修大会を10月21日、琴浦町のカウベルホールで開催し、僧侶檀信徒約400人が参加した。
午前中は信行法要と法楽加持を行い、午後は奥田正叡師(京都府常照寺住職)を招き、『いのちに合掌』と題して講演、また㈱よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の鳥取県住みます芸人「ほのまる」によるトークショーと管内僧侶を交えた大喜利大会が行われた。
終了後、参加者に感想を聞くと「初めて参加したがとても楽しかった。県内のたくさんの人と一緒にお題目を唱えられてありがたかった。ぜひ来年の大会も参加させてもらいたい」と笑顔で語っていた。
長野 ほうおん音楽会
【長野】安曇野市一乗寺(千野泰信住職)において、10月21日に「ほうおん音楽会(おんがくえ)」が開かれた。第6回目の開催となる吹奏楽によるコンサートには80名を超える観衆が訪れていた。
この度は千野泰信住職の所属する松本ウィンズ・コンソートに加え、ウインドオーケストラあんこ~るとの合同演奏となった。総勢50名以上による演奏が堂内に響き渡っていた。
演目では市歌や大河ドラマのテーマ曲などの慣れ親しんだものから、仏讃歌や和讃、指揮者の戸田顕さんの作曲した日蓮聖人をイメージした組曲などが演奏された。
また、地元のラジオ局とも縁が出来たこともあり、司会にラジオ局からレポーターを招いていた。
千野住職は「タイトルにある「ほうおん」は平仮名にすることで、法音・豊音・報恩など、様々な意味を持たせることができます。みなさま一人一人のほうおんを感じていただきたい」と話していた。