2018年6月28日
福岡 第四十六回川施餓鬼大法要
【福岡】6月28日に筑後組青年会(徳永前啓会長)主催、第四十六回川施餓鬼大法要が久留米市石橋文化センター共同ホールで行われた。
午前10時30分より法華和讃奉唱、その後、筑後組門中会松本修学副長を導師に施餓鬼法要が厳修された。
法要後、松本副長の挨拶。続いて福岡県宗会議員佐野前延上人が祝辞を述べ、その後、昨年度の荒行を成満した3人の行僧による特別祈祷も行われた。
昼食を挟み清興として講談師の一龍斎貞鏡氏による講談が披露された。貞鏡氏はまず福岡にゆかりのある講談「母里太兵衛」、その後講談「日蓮聖人御一代記」を披露し、客を大いに盛り上げた。
午後2時30分、徳永会長の謝辞をもって全日程を修了した。
徳永会長は昨年の川施餓鬼後に起こった水害に触れ「昨年は川施餓鬼の慰霊の後の水害ということで、深く考えることがありましたが、実際に現地の状況を見ると立ち止まってはいられないと思いました。また去年初めて参加した方から昭和28年の水害で自分の親戚が亡くなっており供養をしていただけることが嬉しかったです、と言っていただき自分としても救われた気持ちでした」と述べた。