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2017年3月11日
千葉北 東日本大震災第七回忌ほか
【千葉北】千葉県北部宗務所(北原輝信所長)は、3月11日に東日本大震災第七回忌・熊本大震災一周期・阪神淡路大震災第二十三回忌慰霊並びに復興を祈願し法華経寺(新井日湛貫主)を会場として檀信徒とともに法要を厳修した。当日は法要に先立ち、東日本大震災による被災経験を持つ一般社団法人防災プロジェクト中井政義代表による講演があり、参加者は実体験に基づく被災地の現状、また平時における防災対策のあり方等熱心に聞き入る姿が見られた。特に「復興はまだまだ進んでおらず引き続き関心を持ち続けてほしい」という講師の言葉に大きくうなずく人が目立った。その後、新井貫主を導師として東日本大震災発生時刻に合わせ法要が行われた。参加者には国難ともいえる大惨事を思い出したのか、涙を浮かべ合掌し一心に唱題する姿が見られた。北原所長は「今後も管内教師や檀信徒の皆様とともに被災地の皆様の気持ちにより添い、我々にできることを考え実施していきたい」と継続的な支援を誓い閉会した。