全国の通信記事
2016年12月13日号
北海道東 雄武町日照寺のお講会
【北海道東】雄武町日照寺(河関政修住職)のお講会が12月13日に行われ、堂内に読経の声が上がった。
この催しは37年間続く同寺の伝統行事で、年8回、日蓮聖人の命日の13日に行われる。全檀家を6~7人ずつ8グループに分け、必ずいずれかのグループが当番として当日の弁当を作る。仕事を持つ人も、年に1回の当番の日は仕事を休んで日照寺に駆けつけるのだそうだ。この制度によって檀家であれば、少なくとも年1回はお講会に参加することとなる。信仰の増進とともに、過疎化が進む地方の貴重な地域コミュニケーションの場として、参加を楽しみにしている人も多いのだとか。この日は猛吹雪となったが約20人が集まり、読経をした後、食法を唱えてお弁当を味わった。
千葉北 交通遺児援護基金の募金活動
【千葉北】青年会の会員16名は、12月13日、大本山中山法華経寺、JR下総中山駅にて歳末助け合い運動の一環として例年行っている「交通遺児援護基金の募金活動」を行った。
冬空の下、玄題旗を掲げ、募金の呼びかけをすると「寒い中ご苦労様です」と温かい言葉を頂き、募金をして下さる方も多く見られた。
多数の方から協力を得て、募金合計は76,050円となった。集められた募金は、千葉県社会福祉協議会を通じて交通遺児援護基金となり、子供たちの元へと届けられた。
2016年12月12日号
鳥取 歳末助け合いの募金
【鳥取】主催鳥取県日蓮宗青年会(那須孝允会長)、後援鳥取県宗務所(星合輝章所長)で十二月五日、鳥取県米子市内で歳末助け合いの募金を呼びかけた。
この日は、青年会会員、管内僧侶十三名が参加した。行脚姿に身を包み、市内の百貨店前の歩道などに立ち、通りかかった買い物客や学生が次々と浄財を募金箱に入れていた。また今年はこぞうくんも一緒に立ち募金を呼びかけ、浄財を入れて下さった方々と写真を撮るなどのふれあいもあった。