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2016年11月28日
秋田・傾聴講義・歳末助け合い唱題行脚
【秋田】日蓮宗秋田県青年会(小倉知法会長)主催の歳末助け合い唱題行脚が11月28日、能代市本澄寺(柴田寛彦住職)を会場に行われ、管内の青年僧11名が参加した。
本年は行脚に先立ち、柴田住職より傾聴に対する講義があった。講義では、傾聴の基礎に始まり、座り方、信頼関係構築の重要性を説かれ、傾聴するに当たっては特に先入観をもって話しをしないことの大切さを伝えた。
東日本大震災以降、年に数回傾聴ボランティアとしてお茶っこ会が福島県相馬市で開催されているが、今回の講義を通じて今後の傾聴ボランティアへ臨む姿勢、また被災者の心にどのように寄り添っていくのかを見つめ直す良い機会となった。
講義に引き続いての行脚では、寒風吹きすさぶ中、市内を巡回し力強い御題目を轟かせた。悪天候にもかかわらず、家の外に出て行脚隊に一心に合掌する姿も見られた。