全国の通信記事
2016年4月29日号
千葉西・第22会「いのりの日」で清澄寺参拝
【千葉西】宗務所(土井了真所長)では、4月29日に第22回「いのりの日」を開催し、僧侶、寺庭婦人、檀信徒330人が参加した。
各地区をバス9台で出発した一行は、日蓮聖人出家得道、立教開宗の霊場である千葉県鴨川市・大本山清澄寺(二宮日敬別当)へ向かった。
参加者は、涕涙石2キロ手前でバスから下車し、団扇太鼓に先導され、旭が森までを唱題行進。旭が森では、日蓮聖人像を拝し、香を手向け、参加者それぞれ報恩感謝の思いを巡らせた。
宗務所を代表して土井所長が、「日蓮聖人は、この房州でお生まれになり、清澄で初めてお題目をお唱えになりました。このお題目は日蓮聖人の一切衆生の真の幸福(成仏)を実現させるという誓願であり、深い深い感謝の心に基づく燃えるようなその魂からほとばしり出たものです。この日蓮聖人へのご報恩とお題目を一人でも多く伝えるという誓願をもって私たちもお題目の響きを溢れさせましょう」と挨拶した。
その後、千葉県西部宗務所謹製のお題目を写経し、バスで小湊漁港まで移動。唱題行進で日蓮聖人ご両親の御霊廟がある両親閣・妙蓮寺(上村貞雄住職)へ向かった。
妙蓮寺では、土井所長を導師に文永4年(1267)8月15日に亡くなられた聖母・妙蓮尊儀(梅菊御前)の第750遠忌報恩法要を行った。
本年9月14日、15日には、宗門として妙蓮尊儀の法要が行われる。
続いて日蓮聖人御降誕の地である大本山誕生寺(石川日命貫首)を参拝した後、帰路に着いた。
参加者からは、「日蓮聖人の霊気と『親を思い、国を思うご報恩の心』に触れることが出来、ありがたい経験をさせていただいた」「親に感謝。家庭信行の大切さを考えさせられた」と言った声が聞かれた。
神奈川2 第九回 チャリティーコンサート
【神奈川2】横須賀西ロータリークラブ(桐ヶ谷主税会長)主催、社教会(山本貫恭会長)、青年会(石本真教会長)、横須賀・横須賀北・横須賀南西・三浦各ロータリークラブ協賛の「第九回 チャリティーコンサート」が四月二十九日、横須賀市大明寺(楠山泰道住職)で行われ、スタッフや僧侶檀信徒、地域の人たち、ボランティアの社会人や学生、同寺の隣にある三浦学苑高等学校の生徒ら、延べ二百人が参加した。
コンサートでは、それぞれ大明寺で活動している、檀家の娘さんと楠山住職の三浦学苑高等学校教員時代の教え子らによるバンド「ロータスフラワーズ」・檀家や市民で組織される合唱団「ロータス」・僧侶とその仲間たちによるバンド「BREY(ブレイ)」、ゲストの双子デュオ「健太康太」らが演奏や歌を次々披露して会場を盛り上げた。
最後に「ロータス」と会場の参加者全員で渡辺なつみさんがいまから十数年前、命の尊さをテーマに書き上げ、ハル&チッチ歌族と石巻市立雄勝小学校のみんなが歌っている楽曲・NHKみんなのうたにもなった『しあわせの時計』を歌い、終始盛況の中でコンサートは終了した。
会場では補助犬育成支援団体湘南ROSAやNPO法人T・M良薬センターによるチャリティーグッズの販売や、同社教会、管区青少年教化委員会(楠山泰英委員長)による出店も行われた。
同ロータリークラブは毎年四月二十九日、国際奉仕事業の一環として大明寺を会場にチャリティーコンサートを行っており、この事業の募金は「命 輝かすために」をスローガンに、災害被災地の子どもたちの教育施設などで幅広く活用されている。
昨年の募金は、T・M良薬センターを通してネパール地震復興支援のために使われた。ことしの募金は、九州・熊本地震被災地への支援のために使われる。
神奈川2 第四回寺コン~お友達づくりの会
【神奈川2】四月二十九日(金・祝日)三浦市實相寺において、「第四回寺コン~お友達づくりの会」が行われ、三十代~六〇代までの男性十二名・女性十一名の計二十三名が参加した。
開会では、本堂で参加者全員がお経を唱えて開運祈願。次に匂い袋を作成しお香を慣れ親しんだ。その後、お茶とお菓子を食べながら親睦会、楽しいひとときをおくった。
参加者の一人は、手紙で
「ご住職並びにご家族、スタッフの方々、今回楽しいイベントありがとうございました。大変楽しい時間を過ごせました。初めて参加させて頂きましたが、とても気配りがあり、一人での参加にも不安なく楽しむことができました。準備や当日の進行など大変だったと思います。本当にありがとうございました。」と述べていた。
この会は、定期的に食事会を続けていく予定とのこと。また来年には、「第五回寺コン」を開催していくと住職はおっしゃっていました。