全国の通信記事
2016年4月29日
滋賀本像寺山門修復・袖塀改修落慶法要
【滋賀】山門修復・袖塀改修落慶天童音楽大法要が4月29日、守山市本像寺にて開催。教師檀信徒約220人が参加した。
開催にあたり、京都みのり会が勇壮に纏いを振るい、稚児・檀信徒と共に会場本像寺までをお練りした。
法要後、藤岡暎邦住職は「日蓮上人御降誕800年・当山中興の日量上人第150遠忌という節目を迎えるに当たって山門を修復し、本日盛大な落慶法要を執り行う事ができました。ご協力を頂いた檀信徒をはじめ多くの方々には厚く御礼申し上げたい。」と感謝の意を述べた。
修復された山門は江戸時代後期、文久2年(1862年)に本像寺中興の四十世唱詮院日量上人代に建てられたもので鏡柱(正面の柱二本)が支える屋根とは別に左右の控柱(鏡柱の後方の柱二本)の上にもそれぞれ小さい屋根がある(コの字型)高麗門という様式
軒平瓦に波形の透かし彫り、陸棟は松皮菱という装飾瓦で反対側が透けて見えるなど大変凝った意匠で本山でしか見ない様な壮麗な山門である。