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2016年3月24日
大阪三島教師研修会
【大阪三島】宗務所は三月二十四日(木)、宗務所(妙浄寺)において教師研修会を開催した。これは、普段唱える機会の少ない初伽陀の練習を目的としたものである。講師として大阪府三島声明師会会長長谷川鳳秀師と、同じく声明師会の掛下久生師を招き、十四名の教師が参加した。
初伽陀は、日蓮宗の声明のひとつであるが、いわゆる「宗定七曲」(もっとも重要な七曲)の中には含まれていない。そのため唱える機会が格段に少ない。日蓮宗僧侶としての意識を向上するため、今回大阪府三島宗務所は練習の場を設けた。実際の研修はまず二十分程度の座学から始まり、その後は一時間程度の実践となった。実戦は本山の本堂に入堂する場面を想定した。十数名の力強い声明に、教師一同声明への意識を一層高めることができた。