全国の通信記事
2015年6月28日号
高知 総代研修会で作法を学ぶ
【高知】6月28日に、高知県管区総代研修会が行われた。全国総代研修会の報告、管区行事説明が行われた後、仏前作法の研修が行われ各寺院の総代が参加した。日頃疑問に思う仏前作法の疑問や質問に答え、正しい仏前作法を身に付けてもらう目的から仏前作法の研修を取り入れるようになった。毎年参加している方に話を聞くと、日頃、法事や葬儀、お寺の行事に参加した際、仏前における作法に悩んだり、理解していてもどうしてそのような作法を行うのか疑問に思っても聞けないのでこのような場を設けて頂けるのは非常に有難いと話していた。また、法要に対する一体感が生まれ、一層身の引き締まる思いです。とも言われていた。
この研修を通して檀信徒の方にも仏前所作の意義の布教にもなるだろう。その為には我々僧侶も所作、動作を熟知し、研鑚を積まねばならない。(原誠優通信員)
2015年6月27日号
静岡西 牧之原市浄心寺本堂・上棟式
【静岡西】牧之原市浄心寺(木内隆敬住職)で六月二十七日に本堂の上棟式が執り行われた。住職導師のもと管内より修法師十五名が出仕し厳かな修法による式と宮大工による棟梁奉行が行われ、檀信徒及び近隣住民など約二百名余りが新たな本堂の上棟をお祝いした。
木内住職は「本日を迎えられたのはお釈迦様、日蓮大聖人、諸天善神の御加護と総代役員檀信徒の皆様のおかげです。」と仏縁への報恩感謝を述べた。当日は梅雨の時期に関わらず晴れ間となり、盛大な餅まきに参列者は歓喜の声を上げ華やかな上棟式となった。
本堂完成は本年中の予定で檀信徒と住職の大きな願いがこもった本堂が造られる。
奈良 第四十七回護法大会を香芝市の妙宏寺で
【奈良】宗務所(森本竜静所長)主催、「第四十七回護法大会」が六月二十七日、香芝市の妙宏寺(神谷行精住職)で行われ、僧侶檀信徒約百五十人が参加した。
法要開始に先立ち、布教師会の水野弘関師が管区テーマである「わたしは、あなたを拝みます」と題した一口法話を行った。
引き続き、森本所長を大導師、米虫是恭修法師会長を修法導師に、管内僧侶総出仕のもと法華経の祈りと題された法要が営まれた。午後からは、日蓮宗常任布教師、大島鳳淳師(桜井市妙要寺住職)が「いのちに合掌」と題した講演を行い、熱心に聞き入っていた檀信徒の中には涙を流す方もいた。その後の青年会による唱題行では、大人の声に混ざり子供達の大きなお題目の声が堂内に響いていた。