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2014年5月27日
今、石橋湛山に学ぶ
【山梨3】檀信徒協議会(●刀章光会長)は研修講演会と総会を5月27日、南アルプス市内で開催した。
約150人が集まった研修会では、山梨平和ミュージアム・石橋湛山記念館理事長の浅川保氏を招き、約1時間半にわたり「今、石橋湛山に学ぶ」と題した講演を行なった。
石橋湛山は本宗の寺院と縁の深い総理大臣経験者で、近代日本を代表する思想家、言論人、平和主義者としても評価されている。講演では湛山のプロフィールや外交における功績、そして思想が顕された論文などが紹介された。湛山が10歳のころに移り住んだという市内の長遠寺(中村義恵住職)に残る、学生時代の直筆の手紙の内容や記念碑が紹介されると、参加者たちは身近にある著名人の足跡や日蓮聖人に影響を受けた思想などに関心を示していた。
講演後、●刀会長は「今まで以上に石橋湛山氏の人物像とその思想、そして勇気ある発言をする立派な方であったことを知ることができ、いい勉強になりました」と述べた。