全国の通信記事
2013年8月29日号
お寺の役割とその機能を考える
【福井中】 北陸教区(津幡法顯教区長)では、八月二九日教師研修会を福井県に於いて、教師四四名参加のもと開催した。
講師に田端義宏師(青森県永昌寺住職)をお迎えして、教区長法味言上の後、議題『お寺の役割とその機能を考える』に沿って、寺子屋の活用、信仰の中での危機感を持っての布教、僧侶→檀信徒→未信徒への布教、様々な諸問題等、また質疑応答にも篤く語られ、有意義な一日を締め括った。
最後に教区長より、お題目三唱で研修会を閉会した。
総代祖山登詣団参
【大阪豊能】豊能宗務所(森慶典所長)主催、檀信徒協議会(東浦正剛会長)後援による総代祖山登詣団参が、八月二十九日より二日間にわたって行われた。これは今年の総代改選を機に計画され、管内初めてのこころみに教師十一名出仕、総代四十六名が参加。
2013年8月27日号
第十回 輝きいきいき作品展
【大阪市】8月27~31日、大阪市中央区中寺 法性寺(山本信行住職)が主催する「輝きいきいき作品展」が、中央区谷町の薬業年金会館ギャラリーで開かれた。参加資格は50歳以上。「今、高齢化社会が大きな社会問題となって、どのように老いるかが問われている。老いと同行するのは死である。同じ死を迎えるのであれば元気で楽しく歳を重ね、臨終正念したいものだ。そんなことを願って始めた。」という、この作品展も今回で10回目を迎える。
最初は法性寺の檀信徒が中心であったが、出展者の知人、作品展を見て自分もやりたいと思った人、近隣地域の人等々、様々な縁があって、今は檀信徒以外の出展者が半数を占めている。
毎回50人近くの出展者があり、作品も水彩画、油絵、陶器、木工等々多彩であり、とても素人とは思えない作品も多い。しかし、単なる高齢者の作品展ではない。何の趣味もなかったが、作品展をきっかけに水彩画を始めた人。たまたま近くにお茶を飲みに来て、作品展を見て、そこに同じ学校の先輩の名前を見つけ、数十年ぶりの再会をする人。作品展が縁となって、新たな生きがいを見つけたり、出会いがあったり、再会があったり、人と人が繋がり、そこに関わる人々のいのちを豊に輝かせている。まさに「輝きいきいき」作品展である。