全国の通信記事
2023年10月29日号
兵庫西・信行会で唱題行や57本山巡りのご首題を披露
【兵庫西】10月29日、宗務所(安積尚志所長)は、護法信行会を神崎郡市川町石妙寺(矢谷秀文住職)で行った。管内僧侶31名、寺庭婦人10名、檀信徒86名が参加。
小林良平檀信協会長による開会挨拶の後、信行法要が行われた。山内に梵鐘が鳴り響く中、社協会(兼子圓昌会長)・青年会(三好雅俊会長)合同での唱行脚が行われ、播磨寺庭婦人会和讃部(谷口万亀子部長)が「播磨の法華経賛歌」(同寺矢谷日壽前住職作詞)を奉唱。矢谷住職が導師を勤め、副導師を安積所長・三好一行協議員会議長(高光寺住職)、声明師会(井本学修会長)が式衆を勤め、修法師会(花房英俊会長)が参加者に法楽加持祈祷を行った。その後、森勝亮布教師会長(法華寺住職)が法話「我々の本当の姿」を発表。手品を交えた話に参加者からは笑顔がこぼれ、日蓮聖人の曼荼羅本尊を紐解き「我々はお題目を唱えることで仏になり、曼荼羅の世界にいることがわかる」と説いた。続いて高岡岩藏氏(石妙寺元総代)が檀信徒信仰体験発表を行った。全国の本山を1年半かけて参拝した証である各山の御首題を表装したものを披露。岩岡氏は「工程を計画して、様々な交通手段を使い、何とか身延山久遠寺で満願成就することが出来た。本山巡りは自分の信仰を見つめ直す良い機会であった」と参加者に本山巡りを奨めた。最後に同寺高岡保宏護持会長が先導して「在家の誓い」を参加者で読み上げた。
2023年7月27日号
兵庫西 たつの市大聖寺「てらっこ道場」
【兵庫西】7月27・28日、たつの市大聖寺(日野学誠住職)で「てらっこ道場」が開催され16名の子供が参加した。読経練習・水行の修行体験だけでなく、参加者が収穫した野菜でカレーを作り、ペットボトルを使った流しそうめんにもチャレンジした。工作ではジェルキャンドル作りや灯籠を制作し、その灯火の中で瞑想ヨガ体験も行った。この道場は参加者の母親がボランティアとして手伝い、地元の子供の食堂から食材の提供があった。日野住職は「地域の子供たちのコミュニケーションの場となるように続けていきたい」と語り、参加した子供は「仲良くなった皆と離れるのが寂しい、来年も参加したい」と感想を述べた。(谷口支局長)
2023年6月12日号
兵庫西 「第11回和讃の集い」
【兵庫西】6月12日に播磨寺庭婦人会和讃部(谷口万亀子部長)は滋賀県近江八幡市の村雲御所瑞龍寺門跡(詫間日郁門跡)で「第11回和讃の集い」を開催した。兵庫県西部管内から教師、寺庭婦人、檀徒37名が参加し、県内より本像寺(藤岡暎邦住職)寺庭婦人、檀徒3名も加わり和讃法要を営んだ。法要では「聖詠」「播磨の法華経讃歌」と共に新たに作詞した「村雲御所瑞龍寺和讃」が奉唱された。詫間門跡は「瑞龍寺のために和讃を作り奉唱して下さり、これ程のよろこびはない」と涙ながらに謝辞を述べた。参加者は「門跡様が和讃に感激される姿に心を打たれた、一緒に和讃を奉唱することが出来る仲間がいることに感謝している」と語った。