2023年5月3日
静岡中 GWに縁日や音楽イベント
【静岡中】大型連休となった5月初旬、静岡中部管内では縁日や音楽イベントが開催され多くの人が寺へ足を運んだ。
富土市中野の法蔵寺では3日に「法蔵寺縁日&茶神888」が開かれ、子供からお年寄りまで縁日でのひとときを楽しんだ。雑節にある八十八夜での茶摘みは童謡や唱歌にもうたわれ、この日も夏の近づきを感じる陽気の中、緑茶の広報活動を行うローカルヒーロー「茶神888」が境内を盛り上げた。白木智馨住職は「八十八夜を迎えた富士の新茶を盛り上げる為にご当地ヒーローをお呼びしたり、こどもの日にも合わせて、子供たちがこども店長として出店したり、大人と一緒になってお寺に親しんで貰える様にと企画しました。」と県内飲食店や保護猫活動団体など約20店舗の協力と11回目となる溢れる程の人手となった縁日の成功を喜んだ。
また7日には富士市吉原の妙祥寺にて「第12回吉原寺音祭」と「寺っテラ市」が開催された。吉原の地は東海道五十三次の宿場町として東海一の祇園祭が知られ、川村孝裕副住職が地域の歴史と音楽を通じたイベントを開催してきた。今回も川村師による法話の後、国内外で活躍するアーティストやDJ、地域の囃子隊を中心とするメンバーが会場を盛り上げ、こぞうくんや個性豊かなワークショップが花を添えた。「どんな困難があっても御祖師さま、諸天善神さまのお守りと毎年楽しみに来寺くださる地域の方々の支えにより大盛況に円成出来ました」と、コロナ禍によって長らく延期となっていた行事を開催できた事に感謝した。