2023年4月10日
三重 降誕800年記念千葉団参
【三重】日蓮宗三重県宗務所(三重県四日市市妙延寺内)は 4月10日(月)~4月11日(火)に日蓮聖人降誕800年記念事業として大本山清澄寺・大本山誕生寺への団体参拝を行った。
かねてより三重宗務所では今回の団参を計画していたがコロナ禍のためなかなか実現できなかった。しかし教師・寺族のみの参加と教師研修会・懇親会も兼ねて企画し、教師16名・寺族7名が今回参加した。
新横浜駅に集合した参加者は、新横浜駅からバスで鴨川市小湊まで行き、誕生寺近くの宿に泊まった。1日目は宗祖がお生まれになった小湊の地と海を感じながら懇親を深めた。
2日目は始めに清澄寺旭が森日蓮聖人立教開宗銅像を参拝し、宮崎雅宣執事長による銅像の縁起説明の後に、銅像前で法味言上、朝日に向かってお題目を唱えた。その後、新しく完成したスロープを降りて祖師堂へ移動し御開帳を受けた。
清澄寺を後にした一行は誕生寺祖師堂に移動し、始めに角濵監鏡執事長より髙島所長へ導師委嘱がなされ、角濵執事長は「誕生寺の蘇生願満のお祖師様をお参りしたご利益によって、明日から蘇生、生まれ変わって前に進んでいただければと願っている。」と思いを述べられた。
委嘱後、髙島所長導師のもと『日蓮大聖人御降誕800年慶讃法要』が厳修された。
法要の最後の挨拶で髙島所長は、「6年前に急遽所長になったが、そのお陰で様々な宗門事業に携わることができ非常に恵まれたことであった。コロナを乗り越えて念願の今回の慶讃団参ができたことを非常に有難く思っている。今年度で所長の任期が終わるけれども、三重県の寺院が益々発展していくことを願っている。」と述べられた。
寺族で参加した1人は「久しぶりの団参で、それも日蓮聖人降誕800年の記念に清澄寺・誕生寺にお参りすることが出来てよかった。」と語り、充実した表情で帰路についていった。