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2023年3月4日
山梨1 思親閣大太鼓修復完成御礼法要
【山梨1】3月4日(土)、身延山奥之院思親閣で大太鼓が修復されたことを記念し、完成御礼の法要が執り行われ、全国各地より約60名の檀信徒が参列した。思親閣祖師堂で打ち鳴らされていた大太鼓は令和2年、経年劣化により破損。翌年9月に修復を発願し寄進を募った。370名以上の有志の寄進により、約35年ぶりとなる革の張替えがなされた。法要では大太鼓の迫力ある音とともに参列者のお題目が祖師堂に響き渡った。第54代別当佐藤順行上人は「皆様のお陰様をもちまして、きれいに張替えをすることが出来ました。太鼓の響きとともに唱えるお題目はこれから先、何十年、何百年ときっと残っていくはずです。皆様にお力添えをいただいて、そのお題目のバトンを後世に渡すことが出来ました。」と寄進者へお礼の挨拶を述べていた。法要後には参列者一人一人が太鼓を鳴らし、大太鼓の響きに歓声が上がっていた。寄進者には修復を記念して、日蓮大聖人の御影の色紙と、修復前に張られていた太鼓の革が入ったお守りが贈呈された。