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2022年11月20日
広島 福山市妙法寺で新本堂・客殿落慶大法要
【広島】十一月二十日、広島県福山市妙法寺(松本恵行住職)で新本堂・客殿落慶大法要が営まれた。
秋晴れの眩しい光の中、稚児二十人が家族に見守られながら妙法寺を望む歩道を練り歩いた後、総檜造りの新本堂で法楽加持を受け、天童代表佐藤陽菜さん(9才)が祭文を読み上げた。
大法要の導師を務めた、京都大本山妙顕寺貫首及川日周猊下は慶讃文で「宗祖日蓮聖人御降誕八〇〇年慶讃事業として、幾度も総代・役員会を開き、老朽化した堂宇の再建を決議。総工費二億六千万円、三年の工期を経て大事業を成し遂げた」 と松本住職や檀信徒の偉業を讃えた。
新本堂を埋め尽くした大衆に向かい、松本住職は、及川猊下を始め慶讃法要に駆け付けた各聖や檀信徒に謝辞を述べた後、献身的に支えてくれた妻智子さんに労いの言葉をかけ、新たな本堂が檀信徒の心のよりどころとなり、地域に開かれたお寺を目指し、お題目を弘めて行く誓いを新たにし、閉幕した。