2022年11月20日
山形 天童市妙法寺で入寺式
【山形】令和四年十一月二十日、山形県天童市観月山妙法寺に於いて、第十九世矢吹栄修師法灯継承式並びに第十八世矢吹海慶師権大僧正昇叙報告式が、小春日和の中、厳修された。第十八世矢吹海慶僧正は、六十八年間妙法寺の住職として勤められ、「平成の駆け込み寺」と沢山の檀信徒に親しまられるお寺作りに尽力され、現在でも充分に現役として勤められるのであるが、第十九世に法灯を継承して院主となることを決意したのであった。第十九世矢吹栄修上人は、僧侶でありながら山形県県会議員として、山形県の発展に敏腕を振るう方である。また師僧を宗会議員山形市浄光寺御主畑栄明僧正と仰ぎ、小学2年生より佛道修行に励むという姿は、檀信徒の方々を若き日より安心させていたことであろう。観月山 妙法寺は、吉田大八氏に縁のあるお寺である。天童市は将棋の駒造りで有名な街である。新住職の謝辞に、「大八氏が広めた将棋の縁を大切にして『平成の駆け込み寺』より『令和の駆け込み寺』となれるように一生懸命、議員は仕事、住職は役目と二足の草鞋を履いて頑張ります。」という決意があり、出席した檀信徒の方々に安堵の感動を与えたようであった。