2022年11月16日
神奈川3 京浜教区檀信徒研修道場
【神奈川3】11月16日(水)グランドホテル神奈中平塚において、令和4年度京浜教区檀信徒研修道場が開催された。本年は当管区が担当し、100余名の教師・檀信徒が出席。
講演に先立ち、担当管区の山﨑浩道所長と京浜教区の茂田井教洵教区長による挨拶が行われ、講演のテーマ・内容の紹介や期待が述べられた。
午前の部は京都府京都市蓮久寺住職の三木大雲師による「怪談説法」。東日本大震災の被災地で聞いたクマの人形の不思議な話や、自坊の本堂再建にあたって起きた神仏の加護を思わせるエピソードを披露し、法華経信仰や信仰を次代へつなげることの大切さを説いた。
午後の部は身延山大学仏教学部教授の木村中一師による「ご供養の大切さ」。日蓮聖人と檀信徒との手紙のやりとりを通して、日蓮聖人の細やかな気遣いなどのお人柄に触れた。また、法華経の尊さを教学的に説明した上で、私たちの苦しみを癒すのは日々の感謝と反省であり、その実践の一つが供養であると結論付けた。
講義後、山﨑所長、次回担当の東京北部宗務所宗務担当事務長佐野詮修師より謝辞が述べられ、およそ5時間弱の研修会は無事に閉会した。