2022年10月28日
名古屋 「一日、聞法の集い」
【愛知名古屋】10月28日、愛知県名古屋布教師会(西区円頓寺住職 塩田宝裕会長)は、中川区の妙伝寺(稲垣友宏住職)において、一日心静かにお説教を聴聞する「一日、聞法の集い」を開催した。感染対策として人数制限をして募集を行ったところ、締め切りより前に定員になるほど人気のこの会は教師、檀信徒合わせて約80人が参加した。
第一講は、港区妙光寺住職 中野妙延師が「この病すら、愛おしい」~わたしの南無妙法蓮華経~と題し、自身の体験談を交えながら『妙心尼御前御返事』の「病の人ほど仏になれる」という一文に至った経緯を話され、参加者は耳を傾けていた。
第二講では、熱田区光耀寺住職 大原廣昭師が「供養の事」と題して、お供えの意味について、また故人様の年回忌や普段のお参りの話をされた。私たちは普段からお互いを拝み敬って生活することが固い信心となるとの話に、参加者はうなずきながら聞き入った。
コロナ禍もあり3年ぶりの開催となったこの会で、参加者からは「久しぶりに落ち着いてゆっくりと良いお説教が聞けました。」との声が聞かれた。