2022年10月19日
茨城 檀信徒研修道場
【茨城】10 月 19 日に茨城県宗務所(相田要練所長)主催、茨城県檀信徒協議会(星野忠男会長)協賛の檀信徒研修道場が開催された。会場となった水戸市蓮乗寺(前刀啓運住職)の本堂は令和元年に落慶された。新しいお堂の中、お寺の歴史を感じながらの道場となった。法要では各地災害犠牲者追善供養と各地災害復興祈願も執り行われた。続いて『宗門運動結願に思うこと』と題しての前刀住職の法話では、塔婆供養を中心として自分自身が生きた御塔婆になって御題目結縁の風を益々世に及ぼそうと供養の大切さと法華経・お題目の尊さを参加者に説いた。この後、唱題行では各々が一生懸命にお題目を唱えた。檀信徒は法悦に浸る中、境内にある世界平和祈願法界万霊供養塔まで行脚をし、一同で世界平和を祈り無事道場を円成することが出来た。供養塔は岩見妙安法尼が世界平和と戦後の日本復興を祈り、立教開宗 700 年を慶讃し昭和24年に七面山の頂に建立した供養塔を模しており、世界平和と万霊供養の為に立教開宗750年の年に建立された。コロナ禍対策の為、一定規模の参加者及び時間短縮日程の開催ではあったが、立教開宗 800年を目指す御題目の充実した道場となった。