2022年10月3日
千葉南 降誕八百年慶讃諸事業円成祖廟奉告祖山総登詣
【千葉南】千葉県南部宗務所(荻野泰継宗務所長)では10月3日に宗祖降誕八百年慶讃諸事業円成祖廟奉告祖山総登詣を行い、宗務所役職の他管内教師合わせて29名が身延山久遠寺を参詣した。
一行はまず御廟所拝殿で宗祖降誕八百年慶讃諸事業が無事に円成したことを奉告する読誦唱題を捧げ、続けて拝殿下の広場で宗祖降誕八百年を記念する橘の苗木を植える植樹式を行なった。
久遠寺大本堂では「宗祖降誕八百年慶讃諸事業円成祖山奉告式」として荻野泰継宗務所長を導師に音楽法要が営まれた。荻野宗務所長が読み上げた奉告文では、宗祖降誕八百年に向けて取り組まれた宗門運動『立正安国・お題目結縁運動』始動当時の遠藤了義宗務所長によって八百年慶讃の事業計画の礎が作られ、引き継いだ上村貞雄前宗務所長、現在の荻野宗務所長によって数々の慶讃事業が試行錯誤を繰り返しながら、それぞれに無事円成できたことを奉告、更にここまで諸事業が完遂できたことへの報恩感謝が捧げられた。
50年前の宗祖降誕七五〇年では、特別列車を仕立て大勢の僧侶檀信徒で報恩の祖山参拝を行っていた記録があり、この度の報恩参拝は荻野宗務所長たっての願いであった。新型コロナウイルス感染症の影響で檀信徒を連れての参拝は叶わなかったが、限られた人数であっても「祖山の御宝前に奉告出来たことは感慨無量で感謝に堪えません。」と荻野宗務所長は感謝の想いを述べた。