2022年6月19日
愛知尾張 「こども食堂キャラバンINかみやま」支援
【愛知尾張】 令和4年6月19日(日)、一宮市神山公民館で行われた「こども食堂キャラバンINかみやま」に於いて地域の子供達に対して、食文化についての学習会とフードパントリーが行われた。先着30名の子供達には「麺屋 天空」の特製唐揚げ入り弁当が配布され、地域住民や子供たちで賑わった。その会場に於いて尾張宗務所所長三大寺聡温上人(妙感寺住職)より、代表の水島邦雄様へこども食堂に対する支援金が手渡され、今後の活動に役立てると共に、活動の場を提供することで、尾張地域の日蓮宗各寺院もそれぞれの地域で協力し、支援ができるよう連携していくことが約束された。
こども食堂を主催するNPO元気ふれあい倶楽部は、固定の場所では無く、一宮市内の公民館や公園等、毎月場所を変えて、それぞれの地域で貧困の子供への支援や学習、フードロス問題への取り組み等の活動をしている。代表の水島様は「今後も場所を提供して頂けるお寺様や教会などを探しており、このようなご縁を頂くことだけでも有難いです。日本人の子供以外にも行き届かない貧困の子供がいるので、是非宗教者の方にもこの活動を理解して頂き、場所の提供の他、子供たちへの心の教育についてもお手伝いをお願いしたい」と語った。三大寺所長も「すぐに市内の日蓮宗寺院に経緯を説明して協力できる態勢を整えたい」と今後の支援について話し合いが行われた。
尚、今回の支援金については令和4年3月12日に一宮市木曽川町の法蓮寺で行われた、「日蓮聖人御降誕800年尾張管区大会」に於いて集まった御朱印や祈願・回向の浄財が充てられ、この他に「WAI!WAI!のわミー」、「いなざわ子ども食堂」、「つしまこども食堂」、「フードバンク愛知」、「岩倉子ども食堂ネットワーク」、「おだやか荘」へ支援が行われた。