2022年6月8日
愛知尾張 第96回中部教区師恩会
【愛知尾張】一宮市蓮照寺に於いて6月8日、中部教区主催、尾張宗務所(三大寺聡温所長)当番による第96回中部教区師恩会が、尾張管区協議員議長清須市瑞正寺住職中山海解上人導師、中部教区各管区所長を副導師に、尾張宗務所所員出座の下、執り行われた。
本来なら中部教区の各聖100名以上が参列し、一年間の間に中部教区で遷化された先師に対して読経・焼香される行事であるが、コロナ過ということもあり、各管区所長と遷化された上人の遺弟に参列を願い縮小した形での法要となった。
師恩会は全国でも、この中部教区のみ行っている先師法要で当番管区の三大寺所長は「我々の先師は、かつての仲間をこのような形をもって追悼し、そして新たな布教を誓い合ったのではないかと思っております。先師がこのような素晴らしい行事を残してくれたことに感謝し、これからも中部教区でこの師恩会という行事が永遠に引き継がれていくよう願っております」と語った。中部教区ではこの一年間で10名の上人が遷化されている。参列した遺弟には教区長より供物が贈呈された。