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2021年9月7日
静岡東 伊豆山土砂災害へ義援金
【静岡東】7月、熱海市伊豆山地区を襲った土砂災害の被災者を支援するため、静岡県東部宗務所(安藝栄修宗務所長)管内95の寺院・教会・結社の僧侶・檀信徒から寄せられた義援金を熱海市に贈った。9月7日、安藝所長・川村副長が熱海市役所を訪れ、齊藤栄(さいとうさかえ)熱海市長へ義援金65万円を手渡した。
齊藤市長は「この度は多くの善意をいただき、誠にありがとうございます。現在もまだ150名程度が避難所での生活を余儀なくされている。被災された方々に必ず届けさせて頂きます」と述べた。贈呈後の懇談にて市長は「9月中旬以降、被災された方も公営住宅など、バラバラの生活になる。目の前で起こった惨状や、肉親・知人を助けられなかった後悔の念を抱えている人も多いと聞く。東日本大震災での経験から、そういった心のケアなどもしっかりと取り組んでいきたい。」と述べ、宗務所長は「気の休まる時間もなく、またやらなければならないことも多い。要職にあって大変だと思うが、被災地の復興に向けて頑張ってください。」と労った。