2021年7月5日
兵庫東 第51回近畿教区教化研究会議
【兵庫東】7月5日月曜日、神戸市中央区「ホテル北野プラザ六甲荘」に於いて、第51回近畿教区教化研究会議が行われた。
現代宗教研究所主任 菅野龍清上人、近畿教区長 橋本一妙上人をはじめ、各管区の宗務所長など会場71名、オンライン22名、合わせて93名が出席した。
13時30分兵庫県東部宗務所長、釋孝修上人の発声で開会した。
基調講演では、相愛大学副学長・人文学部教授、浄土真宗本願寺派如来寺住職、NPO法人リライフ代表(グループホームむつみ庵)、釈徹宗師を講師にお迎えし、「現代社会の中の仏教・お寺」というテーマで、現代の老病死、少産多死、人口減少社会での終末期医療、生命観・死生観。さまざまなコミュニティに関わり地域のネットワークを増やすことの重要性。古民家(元々は檀家さんの家)を改修したグループホームむつみ庵での認知症の居住者の方々の共同生活といったお話しをされた。
最後に菅野龍清上人が「大変有意義な時間を過ごさせていだだきました。釈徹宗先生のお話しは大変多岐にわたり、我々に多くの示唆を与えらるお話しでした。」と総評を述べられ16時40分に閉会した。