全国の通信記事
2020年12月16日号
奈良 宗務所主催の研修会
【奈良】宗務所(木村泰存所長)は十二月十六日、橿原市の社会福祉総合センターで研修会を開催し、十一名が参加した。
元刑務官の男性が二時間にわたり講義を行い、約40年にわたる刑務官としての体験談を語った。
凶悪な罪を犯した死刑囚が、ある出来事を通して被害者や遺族の苦しみを痛感し涙を流し反省した話、再犯防止の為ブレーキをかけられることの重要性、また犯罪に巻き込まれない為の日常の心がけなど、知る機会の少ない貴重な内容に参加者は熱心に聞き入り、質疑応答では質問が飛び交った。
2020年12月14日号
京都1 赤穂義挙318年祭
【京都1】12月14日(月)京都市左京区本妙寺(橋本一妙住職)にて、京都義士会主催
赤穂義挙318年祭が執り行われた。当日は寒い一日であったが天候にも恵まれ、関係者
檀信徒の方々が参列された。今年は新型コロナウィルスの影響で行事を縮小し、感染
拡大予防に留意して法要と展示のみになった。義士宝物館において義士追悼法要が行われた
が、兵庫県赤穂市長のメッセージを代読される交流大使の方々も、赤穂市の義士祭が
コロナ禍で中止になった為今年は見合わされた。
法要の後には、吉田忠左衛門兼亮、吉田沢右衛門兼貞、貝賀弥左衛門友信、同妻おさんの
四名が合祀してあるお墓を墓参した。例年であればこの後、討ち入りそばがふるまわれ、
本堂にて琵琶奉納が行われるが今年中止され、例年に比べると赤穂義士のファンの参拝も
少ない一日だった。
大阪三島 教師研修会「自死問題を考える。」
【大阪三島】大阪府三島宗務所(阪田兼光所長)は、12月14日(月)教師研修会を開催した。参加人数は、17人。
テーマは、「自死問題を考える。」講師として臨済宗妙心寺派河合宗徹上人を招いて行った。
今回の研修会は、コロナ禍の現状を踏まえてグループワークを行うために毎年使っていた部屋より4倍以上広い部屋を取り、コロナ対策をしっかりやり開催した。
基調講演を行った後に、グループワークを行った。グループワークでは、御題を出されてグループごとに考えて発表を行った。グループごとに活発に意見交流ができてよかったと思った。
今回は、コロナ禍で行ったので例年より短い研修になったので先生のお話を聞けなかった部分があったので次回また先生のお話を聞きたいという意見があった。