2020年11月7日
佐賀 唐津市本立寺・御会式法要と本山光勝寺御親教法要
【佐賀】佐賀県唐津市天川の本立寺(宮本智昭住職代務)で11月7日、宗祖日蓮大聖人御報恩御会式法要並びに鎮西本山護国光勝寺御親教法要が営まれた。
これは本立寺開闢430年、本山光勝寺開闢700年、宗祖降誕800年を記念して行われたもので、法要前には本山光勝寺より「読経のお祖師さま」の祖師像が出開帳され、住職・檀信徒らが団扇太鼓を打ち鳴らし、唱題の内に迎えられながら、本立寺のご宝前に恭しく遷座された。
第六十五世松島日應師が本山光勝寺の貫首に晋山されて初めての御親教。松島貫首は挨拶の中で、「初めての御親教がこの本立寺となったことには意味がある。共に篤い日蓮宗信仰をもたれた千葉一族と歴史的な縁のあるお寺であることから、お祖師様が本立寺を選ばれたのでしょう」と、異体同心となって共に正法護持に努め、併せて本山光勝寺の護持顕彰への協力が呼びかけられた。
御親教の後に挨拶に立たれた宮本智昭住職は、「開闢430年という節目を迎えたこの本立寺に本山光勝寺の『読経のお祖師さま』をお迎えできたことは、大変感慨深い。これを機縁としてますます法華経信仰に精進し、本立寺、そしてこの地域を盛り立てていきましょう」と堂内いっぱいに集まった檀信徒に力強く述べられた。