2020年5月25日
兵庫東 布教師会が「寶樹みくじ」を作成
【兵庫東】布教師会では、宗祖降誕800年の記念事業として「寶樹みくじ」を作成しました。法華経や御遺文の聖句が入ったおみくじです。
また長崎市の版画家・小﨑侃先生の三十番神と鬼子母神の絵を入れてカラフルで品のある体裁に仕上げております。
五年程前から、法華経でおみくじを作るというプロジェクトを進めておりました。
吉凶にあわせて法華経の一説を全ての品から選択し、日蓮聖人の聖語も取り入れて解説を加える他にはないおみくじです。
おみくじ作成にあたり、「凶」の扱いは議論を致しました。
お釈迦様の出家の動機は「生老病死」の四苦です。しかし苦行の末悟られた結論は、「苦は無くならない」でした。法華経の教えは、私達が感じる苦しみを苦しみと感じさせないように心を整える教えです。
あえて「凶」だけでなく「大悪」まであります。
苦をば苦と悟り 楽をば楽と開くそんな教えが法華経なのです。
「寶樹みくじ」は短冊型、折込型それぞれの番号を50枚ずつ束にしてお届けします。
短冊型なら番号を抜いてもらったり、折込型なら入れる量を調整して頂くことにより、悪いみくじの分量調節も出来ます。
短冊のみくじの番号を引いてもらう「おみくじ筒」については取り扱いはありません。
折込型のおみくじなら、引いて頂く道具は簡単な箱のような物でも代用出来ますし、横に賽銭箱を置いて自由に引いて貰う形なら人手もかかりません。
日蓮宗新聞社が扱っております「おみくじ木箱」にも対応しています。
基本的に、限定300セット売り切りなので、欠番など特定の番号だけでの追加注文は受け付けしておりません。
おみくじ筒の中の欠番号の棒を抜いて頂くか、コピーして対応して頂く等の形となります。
この「寶樹みくじ」のセットには、小冊子が一つ付いています。三十番神の由縁や番号ごとの経文や御遺文の解説・ひとくち説法も掲載していますので、檀信徒の皆様への説明の参考にして下さい。おみくじのQRコードを読み取っても解説が見られます。
おみくじを通して色んな方々とお寺とのご縁を結ぶ一つの手段として、また檀信徒さまには更なるお題目信仰を鼓舞するためにご利用頂けましたら幸いです。
8月末までに、お申し込み頂いたお寺様には、只今先行予約大特価として、短冊型11000円 折込型14000円です。
全国送料は一律1000円。是非この機会をお見逃しなく。
お届け発送は、秋頃になります。
日蓮宗新聞社の「こぞうくん」みくじとセットでご検討下さい。