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2020年5月13日
埼玉 「それぞれが今、できること」
【埼玉】埼玉県日蓮宗青年会(室岡良聡会長)は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に役立ててもらおうと、5月13日にマスク2千枚を川越市に寄附した。
マスクは医療機関や子ども支援施設へ送られる。室岡会長は「青年会では毎年子ども達を集めて寺子屋を開催しているが、本年は見送らせて頂いた。厳しい状況が続くが、今できることを考え、会員と相談をし必要とされているマスクを手配させて頂いた」と語った。
また、4月2日に埼玉県川越市本應寺(星光喩住職)がフードパントリーを実施。フードパントリーとは、ひとり親の家庭や生活困窮者など、生活に困っている人を対象に食品を無料で配布する事業。市民団体と行政の協力のもと本堂にて開かれた。当日は埼玉県日蓮宗青年会会員有志も加わり、訪れた方々へ食品を配布した。主催者の星光照師は「 “支援”も大事だが、お寺を会場とする事で “支縁”も大切にしていきたい。様々な人との縁を支えていければ」と語った。今後も定期的に開催をしていく。