2020年2月20日
埼玉 修法師会「国祷会」開催
【埼玉】2月20日修法師会(仁部前崇会長)は、さいたま市中央区妙行寺(佐々木章友住職)を会場に国祷会を開催し僧侶檀信徒あわせて約60人が参加した。法要に先立ち、日青会(穐山経生会長)による唱題行脚が行われ、妙行寺
の周辺を団扇太鼓を勢いよく打ち鳴らしながらまわった。午後12時をすぎると、本堂内では法華和讃会(金子妙香会長)の会員10人が御宝前に向かい和讃を奉演された。
引続き、仁部会長を導師に開堂式が行われ、式の終わりに仁部会長は今回の国祷会開催に際し、1年以上前から準備協力をいただいた章友住職に御礼の言葉を述べた後「この後、水行をしてまた読経三昧に入りたいと思います。今日日、国祷会を皆さんと共に信心厚く終えたいと思いますので、ご協力をお願い致します。本日は宜しくお願いします」と挨拶した。開堂式終了後、仁部会長と本年度大荒行堂を成満した5人の行僧が本堂前に作られた水行場で水行式を行い。この日の為に、佐々木妙修師(妙行寺院首)と章友住職が用意をした特注の水行桶と樽に汲まれた水を勢いよく被り、続いて本堂内で読経する修法師が、入れ替わりながら順繰りに水行を行った。国祷会では、成満僧5人を含めた20人の修法師で加祈祷が行われ、総勢20人の読経と木剣を振う音が堂内に響き渡った。最後に、章友住職が挨拶の中で「沢山のお上人にお経を上げていただき、山内を清めていただきましたこと寺を代表して感謝申し上げます」と述べて、国祷会を終えた。