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2020年2月15日
栃木 髙橋法靖師帰山奉告式
【栃木】2月15日下野市成田の妙光寺(髙橋昇経住職)にて、日蓮宗大荒行堂第参行を成満した髙橋法靖上人の帰山奉告式が営まれた。
当日は天候にも恵まれ、この時期としては暖かい日となったが、壱百日の苦修練行で身をやつした加行僧たちが下帯一枚の姿で寒水を被り始めると、祈るような眼差しで掌を合わせる檀信徒たちの姿が見られた。その後の奉告式では、若林一乗栃木県修法師会長より髙橋師に許証が授与され、続いて加行僧たちの力強い読経と法楽加持の声が堂内に響き渡った。最後に、来賓の祝辞を受けて謝辞に立った髙橋師は、行中における自身の心境を率直に語ると共に、法体健全と無事成満を一心に祈ってくれた住職と檀信徒、そして留守を護ってくれた家族に対する感謝の思い、そして今後檀信徒の幸せの為に一層精進・尽力するとの固い決意が述べられた。