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2019年10月20日
青森 唯宣院日示上人の本葬儀
【青森】三戸郡田子町光明寺に於いて十月二十日第四世唯宣院日示上人の本葬儀が厳かに営まれ、導師には青森県宗務所長秋田堯瑛上人、また県内有縁の各上人、檀信徒約五十名が参列した。式中の歎徳にて所長が日示上人の宗門内外に渡る功績を読み上げると、檀信徒の中には苦楽を共にした思いに涙する場面も見られた。また、所長の挨拶では、光明寺を建立する際に、日示上人が数年に渡りご自身で山の木を伐採し、運搬したことに畏敬の念を述べ参列者一同上人の勇猛果敢なお姿を想起した。最後に現光明寺第五世川上洋行住職より謝辞が述べられ、「師匠は寺門を興隆する為にとにかく前へ前へと前進してきたが、自身も退転することなく、法の燈火をさらに燃やし発展に勤め、合わせて檀信徒の心が安らぐお寺にしていきます」と涙を抑えながら力強く決意を述べられた。その後好天の空のもと川上住職と寺族檀信徒の見守る中、埋葬が執り行われた。