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2019年10月15日
静岡中 富士宮市本光寺宗祖御降誕800年記念事業落成式
【静岡中】富士宮市本光寺(石川浩徳住職)で10月15日、お会式と合わせて「宗祖御降誕800年記念事業落成式」が行われ、僧侶檀信徒約100人が参列した。
本光寺ではご降誕800年記念事業として、平成28年に本堂耐震工事と屋根の銅板葺き替え工事、境内敷石の敷設工事が発願され、さらに本堂天井の張替え、道路に面した塀の改修工事、祖師堂窓のサッシ化、本堂内陣改修工事、本堂正面洗浄工事などが成された。また総代の望月壯一氏からは本堂前に燈籠が建立奉納された。
当日は法要の前に、石川住職作詩の「お会式歌題目」の和讃が五番まで奉唱された。塚本智秀宗務所長と本山小泉久遠寺の吉田日綱貫首の祝辞ののち、筆頭総代の米山勝氏は「今年は複数の台風の試練に見舞われました。そんななか、軽い銅板の屋根を見ていると心が穏やかになり、温かみさえ感じることができる気がします」と謝辞を述べた。石川住職は「この日蓮聖人ご一泊の霊蹟に宿る聖人の御魂が、本光寺を守ってくださっているのではないかと思います」と感謝を述べた。