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2019年5月15日
佐賀 本山光勝寺で大宝塔祭と先師報恩法要
【佐賀】令和 元年 5月15日 (水)、初夏の日差しとなった五月十五日、九州本山である小城市松尾山光勝寺において、大宝塔祭並びに先師報恩法要が、僧侶・檀信徒合わせて50名程の参列者の元に営まれた。
松尾山の境内には、重さ30tにもなる石造りの大宝塔が建立されている。これは、先師・先祖に対する報恩感謝を形にしたものであり、「塔を建てて供養すべし」を常に実践する象徴となっている。
まず先に、午前十時より、大本堂において先師報恩法要が行われた。
平井日延貫首が歴代上人を読み上げると、連綿と繋がってきた先師に対する感謝と護法の思いを、参加者一同が強めることとなった。
その後、午前十一時からの宝塔祭では、佐賀県内より参列した多くの僧侶と檀信徒が、境内地にある大宝塔や、各自が建てた塔婆に向かって、感謝の思いを巡らせていた。
この宝塔祭の参加者は、普段何気なく目にしている松尾山の大宝塔を通して、私達の信仰の重要な実践である感謝と供養といった行いを、改めて感じることができたであろう。