2019年5月6日
千葉東 東金市妙宣寺で入寺式
【千葉東】5月6日、東金市家の子妙宣寺に於いて、太田順晃上人の法灯継承式が執り行われ、僧侶檀信徒150名が参列した。行列は総代役員の家から出発し、山門・仁王門を通り本堂前に到着した。南北朝時代を思わせるような荘厳な行列で、600年の歴史を持つ妙宣寺の法灯継承式にふさわしい行列だった。
法要では、始めに冨永観瑞千葉県東部宗務所長(妙光寺住職)より辞令の交付を受け、次に、正干与人の渡邊照敏上人(法蓮寺住職)より払子の継承が行われ、第45世の法灯を継承した。
千葉小西法縁各聖出仕のもと、厳かに法要が執り行われた。入寺奉告文では、入寺までの8カ年の思いがこみ上げ、感涙の奉告文言上となった。式後、管区を代表して冨永観瑞千葉県東部宗務所長と、法縁を代表して本山藻原寺持田日勇小西法縁長より祝辞が述べられた。
また実家である池袋玄静院住職の太田順道上人も多数の檀信徒をつれて参列し、式に花を添えていた。
最後に太田順晃上人が「感謝で始まり感謝で終わるという気持ちを大切に精進して参ります」と謝辞を述べ、閉式した。
妙宣寺からホテルニューオータニ幕張に会場を移し、入寺披露が催され、200名余が出席して入寺披露祝賀の式が行われた。
祝辞は本山藻原寺持田日勇貫首・冨永観瑞千葉県東部宗務所長・本山小西正法寺畠山日慶貫首・本山本遠寺髙佐日瑞貫首より頂戴し、長谷川雄一会議員が乾杯の音頭をとった。地元千葉県東部はもとより、小西法縁各聖や東京西部管区の各聖も多数出席し、
太田住職は各テーブルを回り一人ひとりに感謝の思いを伝えていた。