2018年11月18日
新潟西 第十一回檀信徒研修道場
【新潟西】宗務所(近藤玄省所長)では、去る十一月十八日上越市高田善行寺(西山要耕住職)を会場に、第十一回管区檀信徒研修道場を、檀信徒六十二名の参加を得て開催した。
開場式で近藤玄省所長導師のもと法味言上の後、会場寺院の西山住職より「縁起並びに高田寺町について」法話をいただき、続いての仏事作法では合掌や伏拝などの実践や数珠の扱いについて学んだ。昼食では、地元の食材を使い、地元の高校生が考案したお弁当を美味しくいただいた。午後は、宗祖が佐渡より帰倉の折、童に姿を変えた毘沙門天が宗祖を出迎えたといわれる「出迎毘沙門天」が勧請されている隣の日朝寺(遠藤教順住職)まで、全員が団扇太鼓を叩いて唱題行脚を行い、毘沙門での開帳参拝、住職の法話を聴聞した。会場に戻り、唱題行の作法などについて学んだ後、最後に全員で唱題行を行い、全課程を修了した。毎回参加の方も数人いたが、今回は初めての参加者が多く、そんな中「どのような時に数珠を綾にするのか」、「もっと長く唱題行をしたかった」など積極的な質問や感想が出され、まばらだった太鼓も帰りは揃うようになったり、一日の開催ではあったが、実践的な研修ができた実りある道場となった。