2018年10月28日
宮崎・鹿児島・沖縄 川南町智浄寺で入退寺式
【宮崎・鹿児島・沖縄】雲一つない 秋晴れの中 太平洋に面する港町10月28日 宮崎県川南町智浄寺のお会式に併せ入退寺式が行われた。 第5世片寄智雄上人は昭和55年から本年に至るまで36年150日間 智浄寺の住職として寺門繁栄と檀信徒教化はもちろん、地域社会の福祉と人心の安寧に貢献されてこられた。そのため、檀信徒はもちろん漁港関係者や商業組合の方々も多く参列され華を添えた。 智雄上人は「先代住職が早くにご遷化され、右も左もわからない中36年前住職を任され、不安でいっぱいでした。しかし、智浄寺の檀信徒と地域の方々の力、そして家族の支えのおかげでここまで来ることができました。本当に感謝申し上げます」と謝辞をされ、涙を流される方もおられた。 新住職 第6世片寄智康上人は「師父の想いと薫香を受け継ぎ、さらなる宗門の興隆、智浄寺山門の隆昌、檀信徒教化に精進する」と力強く語った。 山門を出ると、目の前には太平洋が広がる。新住職智康上人と檀信徒のお題目信仰が川南をはじめ、太平洋のように広大に響き渡っていくように感じた、温かい入退寺式であった。