2018年10月7日
熊本 第45回護法大会
【熊本】宗務所(濵田義正所長)主催の第45回護法大会が10月7日、熊本市の本妙寺であり、管区内の僧侶や檀信徒ら約500人が参加した。
護法大会は県内各組寺を持ち回りで開催され、今回の運営は阿蘇地区組寺会が担当したが、平成28年の熊本地震で阿蘇地区につながる主要道路が被災したことを受けて、交通アクセス面を考慮し、会場を熊本市の本妙寺とした。本妙寺での開催は約20年ぶり。
大会は、山口義人・布教師会長の法話で始まり、寺庭婦人会と檀信徒有志による法華和讃・仏賛歌の奉詠に続き、濵田所長を導師に「熊本地震犠牲者第3回忌慰霊・復興祈願大法要」が厳修された。参加者一同、熊本地震をはじめ度重なる自然災害による犠牲者の御霊に追悼の誠を捧げ、一刻も早い復興を祈願した。
また、法要後の清興はテレビ番組「ぶっちゃけ寺」などの出演で有名な落語家で天台宗僧侶でもある露の団姫(つゆの・まるこ)さんの講演があり、落語「落語家・まるこの仏道修業」が披露され、露のさんのユーモアあふれる話に会場は笑いの渦に包まれた。