2018年10月4日
福岡 豊前組統一信行
【福岡】豊前組(刀禰義弘副長)は10月4日、北九州市本顕寺(野中和幸住職)において、統一信行「お題目の集い」を檀信徒約100名が参加し行った。
開式に先立ち、豊前組寺庭婦人有志の和讃団による法華和讃奉唱が行なわれ参加者全員とともに和讃を唱えた。引き続き野中住職を導師に迎え法要が厳修された。
法要の後、髙嵜泰道宗務所所長(宗像市妙経寺住職)は挨拶で「平成33年には日蓮聖人がお生まれになって800年を迎えます。それに先立ち11月には福岡で九州教区の大会があります。各御寺院、地区の皆さん方には大聖人の御降誕800年の機会を頂いたという事で、率先して先頭に立ち活動し、報恩の誠を捧げ、そして信仰にご縁のない方々にも広げ引っ張っていただきたい」と述べた。
刀禰副長は「本日は平成最後のお題目の集いでございます。皆様と一緒になって気持ちよくお題目を唱え、素晴らしい法要が出来ました事を、心より御礼申し上げます」と挨拶した。
尾崎尚雄氏(豊前組檀信徒協議会支部長)は今年も全国各地で災害が続いております。そのようなときこそお題目でお釈迦様や日蓮聖人、ご先祖様に祈りを捧げ、このような場で積んだ功徳を自分の為でなく困った人の為にも使い、皆様と一緒にお題目を唱えていきたい」と挨拶した。
昼食を挟み、俳優の嵐圭史師を講師に迎え『日蓮様のお心に聴こう』と題した講演が約1時間にわたって行われた。嵐師は700遠忌で日蓮劇を行った際に日蓮聖人を演じており、講演の中では劇中の日蓮聖人の台詞や御遺文の朗読を交え、迫力あるものとなった。最後に「私は後期高齢者となりました。しかし私は香貴高齢者と言っております。皆さんとご一緒に今までの人生を誇り高く思い、これからの人生を歩んでいきたいと思います。
もちろん日蓮聖人へのご報恩を胸に法華経と共に生きていきましょう」と述べ講演を終え、最後に野中住職より謝辞が述べられ閉会した。