2018年10月2日
新潟東部で法華経読誦一部読誦講習会
【新潟東】10月2日、新潟市中央区長照寺堂内で新潟県東部修法会主催による法華経読誦一部読誦講習会が行われ講師に平成23年度日蓮宗加行所全堂木柾師振屋裕匡上人をお迎えし、「法華経読誦に思うこと」と題し管内東西の修法師約20人が参加をした。東部修法師会長豊田通則上人導師の下、法味言上が行われた後、「七面山に勤めていた時からの関係もあり、講義をお願いしてから7年という月日が経過をしてしまいましたが、漸く夢が叶いました」と挨拶した。
一部経読誦、五段の邪気、五種法師等の内容で約2時間お話をした。講義の中で自身の荒行堂での経験話や特に読誦に対する姿勢、自我偈の読み方・教え方等を、そして自らが幼少時代お経を習っていた思い出話を語った。その中で「小学生の頃から泣きながら毎日お経を習っていました。本堂にお参りに来ていた檀徒の方達も、一緒にもらい泣きをして帰って行かれていました。そして中学生になる頃に総要品がすらすらと読めるようになっていました。」と自身のエピソードをまじえ乍ら熱心に講話をされた。参加者は振屋上人の話に感動を以って講義が終了した。