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2018年7月21日

大阪三島 第35回夏休み青少年修養道場

三島180831a (1)【大阪三島】大阪府三島宗務所(阪田兼光所長)は、青年会(魚井啓誠会長)を主体として7月21日(土)~22日(日)にかけて、第35回夏休み青少年修養道場を開催した。テーマは「夢」とした。
今回の会場寺院は乾性寺(阪田榮光住職)。7月21日(土)の朝、16名の参加者が集まり開校式が始まった。その後、仏前作法や唱題行、読経の研修が正午まで続く。子どもたちは慣れない様子だったが、いずれも大きな声で習学した。
午後からは、今回のテーマである「夢」についての講義。最も若い青年会員が自分の夢について語り、子どもたちにも自分の夢について考えることを促した。
お世話になった乾性寺を出発し、第二会場の滋賀県比良げんき村へ向かう。施設到着後、夕勤を行い、続けて夕食の準備に取り掛かった。例年、当修養道場は持ち寄った食材によるカレー作りを恒例行事としており、参加者全員で調理を行った。
夜には琵琶湖湖畔の山中ならではの星空を満喫するために天体観測を行った。日が完全に沈み、星が輝き始めるまでの間、プラネタリウムを鑑賞して過ごし、金星の位置などの予備知識を入れた状態で天体望遠鏡を貸してもらい、今までに見たことのない星の姿を眺めた。
翌日、子どもたちは朝勤では例年にないほどの力強い読経を見せてくれた。施設への感謝を込めた清掃を済ませた後、各自が自分の夢について語る作文の時間を設けた。青年会長の指導で作文の書き方を学び、それに基づいて会員が相談を受け子どもたちの夢を表現する手伝いをした。最初は夢がない、分からないと言った参加者たちもいたが、終了時にはほぼ全員が具体的な自分の将来像を描くことができた。
野外アスレチックにて自由時間を満喫していた子どもたちであったが、今年は異常気象と評されるほどの猛暑。当初の予定より早めに野外活動を切り上げようとしたところ、施設スタッフの方々の好意により、屋内の冷房の効いた休憩場所を提供していただいた。休憩中には子どもたちの熱烈なリクエストに応え、青年会長が怪談話を披露した。人前で話すこと自体に魅力を感じたのか、会長に続いて子どもたち自ら怪談話やコントを披露するなど、修養道場開催の経験が長い青年会員も驚くような一幕もあった。
施設を出た後、電車を乗り継ぎJR高槻駅へと向う。ここで解散である。参加者たちの中には涙ぐみ、目が赤くなっていた者も見られた。
今回の修養道場参加者からは、いままでにない反応があった。「来年の夏よりも早く、また修養道場をやってほしい」という声が上がったのだ。
大阪府三島青年会は、今年10月6日新イベント『てらすた』を開催する。

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新年のご挨拶。

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