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2018年6月17日
東京東 正龍教会で落慶法要
【東京東】墨田区正龍教会(塚原英基住職)で6月17日、本堂・客殿・庫裡・納骨堂の落慶法要が執り行われ、管内はじめ有縁の僧侶並びに檀信徒130名が参席し、新たな法城の完成を祝った。
法要では、修法師30名による修法が奉行され、納骨堂天井に描かれた龍の如く、凄烈な読経の声が堂内に響き渡った。修徒で第四世となる塚原一乗師は謝辞で、「皆様から賜わりましたお力で、師父の理想が形になりました。当会一同、更にお題目の布教に精進して参る所存でございます」と述べられ、決意を新たにされた。
正龍教会は、大正年間に開基日朝法尼、日廣上人によって墨田区竪川(現・立川)に正竜教会布教所として創建され、その後、信行院英明上人が宗教法人正龍教会を設立、現在の横川に移る。この度、宗祖降誕八百年を記念して境内を一新し、屋内納骨堂形式の「本所廟堂」として生まれ変わった。