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2018年5月12日
大阪市・大東市本妙寺で法灯継承式
【大阪市】五月十二日(土) 午後二時より、大阪府大東市 長遠山本妙寺において、法燈継承式が執り行われた。
第五十八世 正木貫成前住職より、第五十九世 中村貫慧新住職に払子を託された。中村貫慧新住職は、払子を力強く振り、朗々と奉告文を読み上げ、これからの更なる精進を佛祖三宝に誓った。
この日は晴天に恵まれ、宗務総長に就任された中川法政僧正をはじめ、松井英光宗務所長、全国松ヶ崎法縁縁頭・本山立本寺上田日瑞貫首、奥邨日鳳宗務顧問猊下より祝辞を頂戴し、多くの教師並びに檀信徒に見守られるなか、新住職は「日蓮聖人・本妙寺歴代の先師・仏祖への給仕を怠ることの無いよう勤めてまいります」とお誓いされ、法燈継承式は終始厳かな内に幕を閉じた。式終了後、無事法燈が継承された旨を先師に報告するため、新住職は本妙寺歴代廟を参拝し、記念撮影が行われた。参列された檀信徒の表情は、無事法燈継承を見届けられた安堵と、新住職と共にこれから本妙寺を益々盛り立てることに意欲を持った表情に満ち溢れていた。